nginxでのSPDYサポート

nginx開発者は、プロトコルSPDYドラフト2をサポートするモジュールのベータ版を発表しました 。このモジュールは現在、nginx 1.3.xの開発版のパッチとして配布されています(パッチ: http : //nginx.org/patches/spdy/patch.spdy.txt )。



これまでのところ、モジュールにはいくつかの制限(サーバーからのプッシュサポートの欠如、post_actionディレクティブ、帯域幅制限、SSLバッファー無効)がありますが、今後数か月で完成し、すべての制限を削除してnginxメインコードに完全に統合する予定です。



SPDYプロトコルは 、FirefoxおよびChromeブラウザーでサポートされています。



サーバーでSPDYを有効にするには、上記のパッチをインストールし、spdyおよびsslパラメーターをlistenディレクティブに追加する必要があります。



server {

listen 443 ssl spdy default_server;



ssl_certificate server.crt;

ssl_certificate_key server.key;



...

}








デフォルトのパラメーターは通常の使用向けに多少最適化されていますが、各ワーカーのバッファーサイズ(デフォルトでは1 MB)、1つの接続での同時スレッド数(100)、スレッドIDインデックスのサイズ(2、4、8、16)を手動で変更できます32、64、128など、デフォルトでは32)、クライアントからのデータを待機するタイムアウト(30秒)、切断前の非アクティブのタイムアウト(3分)、ヘッダーの圧縮レベル(0から9、デフォルトは1) 、圧縮ウィンドウサイズLZ77(4 KB)。



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