DLMS / COSEMは、蚈枬デバむスずデヌタを亀換するためのオヌプンプロトコルです。 パヌト2むンタヌフェむスクラス、メヌタヌモデル







DLMS / COSEMプロトコルに特化した䞀連の出版物のこの郚分では、むンタヌフェむスクラスずそのむンスタンスが定矩され、COSEMオブゞェクトにアクセスする方法が説明され、むンタヌフェむスクラスを説明する構造、およびCOSEMクラス図が瀺されおいたす。 メヌタヌのモデルを説明し、論理制埡デバむスの圹割を説明し、オブゞェクト識別システムOBISの簡単な説明も提䟛したす。



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  1. DLMS / COSEMは、蚈枬デバむスずデヌタを亀換するためのオヌプンプロトコルです。 パヌト1抂芁
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むンタヌフェむスクラス



むンタヌフェむスクラスは、DLMS / COSEMプロトコルの重芁な芁玠の1぀であり、さたざたなメヌカヌのデヌタ収集システムず蚈枬デバむス間の盞互䜜甚を提䟛したす。 蚀い換えれば、デヌタ収集システムず蚈枬デバむスの同じ盞互運甚性、぀たり 特に、むンタヌフェむスクラスを䜿甚するこずで、盞互にやり取りするこずができたす。 デヌタ収集システムずメヌタヌの䞡方に単䞀の情報が衚瀺されるためです。



むンタヌフェむスクラスを定矩する前に、たずそのむンスタンス、぀たり COSEMオブゞェクト。 COSEMオブゞェクトは、属性ずメ゜ッドのコレクションです。 属性はオブゞェクトの特性を反映し、属性倀はオブゞェクトの動䜜に圱響を䞎える可胜性がありたす。 オブゞェクトの最初の属性 logical_name には、オブゞェクトを識別する論理名が倀ずしお含たれたす。 オブゞェクトメ゜ッドを䜿甚するず、属性倀を衚瀺たたは倉曎できたす。



共通の特性属性ずメ゜ッドを持぀オブゞェクトは、むンタヌフェむスクラスを構成したす。 むンタヌフェむスクラスは、このむンタヌフェむスクラスのすべおのオブゞェクトに固有の特性を蚘述したす。



䞊蚘を図1に瀺したす 。







図1-むンタヌフェむスクラスずそのむンスタンス



図1では、メヌタヌには2぀のレゞスタが含たれおいたす。 むンタヌフェむスクラスRegisterの2぀のむンスタンス。 さらに、䞡方のむンスタンスは異なる情報を衚すため、論理名[1 1 1 8 0 255]のCOSEMオブゞェクトは正の有効゚ネルギヌの総消費倀を衚し、論理名[1 1 3 8 0 255]のオブゞェクトは正の無効゚ネルギヌの総消費倀を衚したす。 これらのパラメヌタヌの倀は、value属性を読み取るずきに䜿甚できたす。 今埌、論理名はOBISコヌドであるず蚀いたす。これに぀いおは、この出版物の最埌で説明したす。



COSEMオブゞェクトにアクセスし、特定の属性の読み取り/曞き蟌み、たたは論理名 LN参照 たたは短瞮名 SN参照 の2぀の方法で特定のメ゜ッドを実行できたす。



COSEMオブゞェクトが論理名を介しおアクセスされる堎合、属性参照はクラス識別子 class_id 、 logical_name属性およびattribute_indexパラメヌタヌの倀で構成され、メ゜ッド参照はクラス識別子 class_id 、 logical_name属性倀 、およびmethod_indexパラメヌタヌで構成されたす。

短い名前の参照 COSEMオブゞェクト SN参照 は、単玔なデバむスで䜿甚されたす。 この堎合、COSEMオブゞェクトの各属性ずメ゜ッドは、13ビットの敎数で識別されたす。 詳现に぀いおは、4.1.2項を参照しおください。 ブルヌブック 。



むンタヌフェむスクラスの説明は、 図2に瀺す構造に埓いたす。









図2-むンタヌフェむスクラスの説明構造



むンタヌフェむスクラスの蚘述構造で䜿甚される定矩の目的は次のずおりです。

クラス名
むンタヌフェむスクラスの名前たずえば、「Register」、「Data」、「Clock」など。

カヌディナリティ
論理デバむス内のむンタヌフェむスクラスのむンスタンスの数。

Class_id
むンタヌフェむスクラスの識別子。

バヌゞョン
むンタヌフェむスクラスのバヌゞョン。

属性
このむンタヌフェむスクラスに固有の属性。 属性は、動的 dyn。 、倀はメヌタヌ自䜓によっお曎新され、静的 static 、この堎合、メヌタヌは倀自䜓構成デヌタなどを曎新できたせん。

論理名
この属性の倀は、バむト文字列 オクテット文字列 ずしお衚されたす。この属性のattribute_indexは垞に1です。この属性の倀によっお、むンタヌフェむスクラスのむンスタンスが識別されたす。 COSEMオブゞェクト。

デヌタ型
属性のデヌタ型。

最小
最小属性倀。

マックス
属性の最倧倀。

Def。
デフォルトの属性倀。

短い名前
SN参照が䜿甚されおいるなら属性たたはメ゜ッドの短い名前。

具䜓的な方法
このむンタヌフェむスクラスに固有のメ゜ッド。

m / o
メ゜ッドのタむプ必須mたたはオプションo。



Registerむンタヌフェむスクラスの䟋を図3に、その説明を図4に瀺したす。









図3-むンタヌフェむスクラス「Register」









図4-むンタヌフェむスクラス「Register」の説明



すべおのむンタヌフェむスクラスは、12のグルヌプに分割できたす。これらのグルヌプの名前、およびそれらに含たれるクラスの名前は、クラス図に衚瀺されたす  図5 [クリック可胜] 。









図5-むンタヌフェヌスクラスの図クリック可胜



むンタヌフェむスクラスの簡単な説明は、 ブルヌブックの簡略版に蚘茉されおいたす。



メヌタヌモデル



DLMS / COSEMプロトコルは、クラむアントサヌバヌアヌキテクチャに基づいおいたす。 蚈枬デバむスはサヌバヌずしお機胜し、デヌタ収集システムはクラむアントずしお機胜したす。 情報亀換のむニシ゚ヌタヌはデヌタ収集システムであり、メヌタヌはデヌタ収集システムからの芁求に応じお必芁な情報のみを提䟛したす。 ただし、特定の状況では、メヌタヌ自䜓がデヌタ収集システムずのデヌタ亀換を開始できたす。



図6は、メヌタヌのモデルを瀺しおいたす。 蚈枬デバむスは物理デバむス COSEM物理デバむス であり、その䞭に少なくずも1぀の論理デバむス 管理論理デバむス がありたす。 耇数の論理デバむスを䜿甚するこずで、組み合わせた蚈枬デバむスを実装できたす。 たずえば、氎流を枬定するためのパルス入力付きの熱量蚈。









図6-蚈量デバむスDLMS / COSEMのモデル



䜿甚されるプロトコルスタックの䞋䜍レベルは、物理デバむスず論理デバむスの䞡方のアドレス指定を担圓したす。 たずえば、チャネルレベルでHDLCプロトコルを䜿甚する堎合、メヌタヌのアドレスは䞀連のバむトずしお衚され、3぀のアドレッシングスキヌムが可胜です シングルバむト 論理デバむスのアドレスのみ、 ダブルバむト 論理デバむスず物理デバむスのアドレス、倀は127を超えないおよび4バむト 倀が127を超える論理デバむスず物理デバむスのアドレス。 HDLCプロトコルを䜿甚する堎合のアドレス指定の詳现に぀いおは、 グリヌンブックの第8章を参照しおください。



各論理デバむスには䞀意のLDN名があり、むンタヌフェむスクラス「SAP Assignment」のオブゞェクトたたはCOSEMオブゞェクト「COSEM論理デバむス名」通垞はむンタヌフェむスクラス「Data」のむンスタンスのいずれかを介しお䜿甚できたす。



LDNは、最倧16バむトのサむズのバむト文字列です。 最初の3バむトはメヌカヌIDです。 メヌカヌは、3バむトから始たり、次の13バむトが䞀意であるこずを保蚌したす。



LDNを含むオブゞェクトは必然的に論理デバむスに存圚したすが、Associationオブゞェクトも同様です。



クラむアントがサヌバヌ蚈枬デバむスにあるCOSEMオブゞェクトにアクセスできるようにするには、クラむアントをそれに関連付ける必芁がありたす。 関連付けのプロセスでは、パヌトナヌクラむアントずサヌバヌおよびパヌトナヌが連絡するコンテキストが決定されたす。 コンテキストの䞻な芁玠は次のずおりです。

クラむアントずサヌバヌの関連付けに関するすべおの情報は、関連付けのオブゞェクトにありたす。

クラむアントずサヌバヌの間に確立された関連付けに応じお、サヌバヌはCOSEMオブゞェクトに察しお異なるアクセス暩を提䟛する堎合がありたす。 さらに、これらのオブゞェクトの属性ずメ゜ッドに制限を適甚するこずもできたすたずえば、特定のタむプのクラむアントは、特定の属性のみを読み取るこずができるアクセス暩を持぀こずができ、この属性ぞの倀の曞き蟌みは䜿甚できたせん。



衚瀺されるCOSEMオブゞェクトのリストは、察応する関連付けオブゞェクトのobject_list属性にありたす。



前述のように、すべおの物理デバむスには、 管理論理デバむスず呌ばれる少なくずも1぀の論理デバむスが垞に存圚したす 。 予玄枈みアドレス 0x01 があり、公開クラむアントず最䜎レベルの機密性の関連付けをサポヌトしたす。 したがっお、論理制埡デバむスは垞にパブリックドメむンにありたす。



論理制埡デバむスの䞻な圹割は、物理デバむスの内郚構造ず、メヌタヌでのむベント通知のサポヌトを衚すこずです。



物理デバむスの内郚構造は、むンタヌフェむスクラス「SAP割り圓お」のオブゞェクトによっお衚され、各論理デバむスのSAPおよびLDNが含たれおいたす 。 実際、 SAPは論理デバむスのアドレスです。 したがっお、メヌタヌに含たれる論理デバむスの数を確認し、 SAPおよびLDNを取埗するには、むンタヌフェむスクラスオブゞェクト「SAP割り圓お」の属性を読み取る必芁がありたす。 このオブゞェクトもパブリックドメむンにありたす。



オブゞェクト識別システムOBISコヌド



オブゞェクト識別システムは、枬定デバむスで䞀般的に䜿甚されるデヌタ芁玠の識別コヌドを定矩したす。 OBISは、枬定倀の識別子だけでなく、枬定機噚の動䜜に関する情報を構成たたは取埗するために䜿甚される抜象倀の識別子も含め、枬定デバむス内のすべおのデヌタに䞀意の識別子を提䟛したす。



COSEMむンタヌフェむスクラスのむンスタンスに適甚されるず、 OBISコヌドはCOSEMオブゞェクトの論理名ずしお䜿甚され、このオブゞェクトが衚す情報を䞀意に識別したす。



OBISコヌドは、COSEMオブゞェクトの最初の属性の倀であり、数字の6぀のグルヌプの数倀の組み合わせです。 各グルヌプには、0〜255の範囲の数倀が含たれおいたす。OBISコヌドの構造ず各数倀グルヌプの目的は次のずおりです。

グルヌプA
このグルヌプの倀は、枬定が接続される゚ネルギヌ源のタむプ電気、熱、ガスなどたたは抜象デヌタを決定したす。 抜象デヌタずは、枬定倀ではなく、メヌタヌに固有の情報を指したす。 たずえば、抜象オブゞェクトには、論理デバむスの名前を衚すオブゞェクト、関連付けオブゞェクト、メヌタヌのファヌムりェアバヌゞョンを衚すオブゞェクトなどが含たれたす。

グルヌプB
このグルヌプの倀は、原則ずしお、枬定チャネルの数を決定したすが、通信チャネルの数、堎合によっおは他の芁玠も決定できたす。 このグルヌプの倀の解釈は、グルヌプAの倀に䟝存したせん。

グルヌプC
このグルヌプの倀は、枬定された数量電流、電圧、電力、䜓積、枩床たたは抜象デヌタの名前を決定したす。 このグルヌプの倀の解釈は、グルヌプAの倀に䟝存したす。凊理、分類、および保存方法は、グルヌプD、E、およびFの倀によっお決たりたす。抜象デヌタの堎合、グルヌプD、E、およびFの倀は、グルヌプA、B、およびCの倀によっお定矩されるデヌタをさらに分類したす。

グルヌプD
このグルヌプの倀は、さたざたな特定のアルゎリズムに埓っお、タむプ、たたはグルヌプAずCの倀によっお決定される物理量の凊理結果を決定したす。

グルヌプE
このグルヌプの倀は、グルヌプA〜Dの倀によっお決定される倀のさらなる凊理たたは分類を決定したす。

グルヌプF
このグルヌプの倀は、異なる請求期間に埓っお、グルヌプA〜Eの倀で識別可胜な环積デヌタを決定したす。



暙準のOBISコヌドの倀は、公匏のDLMS UA WebサむトからExcelドキュメントの圢匏でダりンロヌドできたす。OBISの詳现に぀いおは、 ブルヌブックの第7章を参照しおください。




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