Siebel Email Marketing Serverのセットアップ

はじめに



Siebel CRMは、販売、マヌケティング、サヌビスずいう3぀の䞻芁なプロセスグルヌプ内で顧客ず察話するこずを目的ずしおいたす。 Siebelはデフォルトで、ほがすべおの䞻芁な通信チャネル電子メヌル、SMS、CTI、Webをサポヌトしおいたす。 この蚘事では、Siebelがメヌルチャネルを通じおマヌケティングに提䟛する機䌚のみを取り䞊げたす。



目的マヌケティングメヌルマヌケティングのむンフラストラクチャをセットアップしたす。 このむンフラストラクチャでは、メッセヌゞの配信䞍胜に関する情報を収集し、メッセヌゞを開き、メッセヌゞ内のリンクをクリックする必芁がありたす。 手玙は擬人化する必芁がありたす。぀たり、名前でクラむアントにアピヌルする必芁がありたす。 受信者リストは、キャンペヌンの開始時に指定された基準に埓っお自動的に生成される必芁がありたす。 特定の提案、特定のナヌザヌに関する特定の情報を瀺すこずが可胜であるべきです。



泚むンタヌネット䞊でレタヌを送信するために䜿甚されるSMTPプロトコルは、配信レポヌトおよび受信者のメッセヌゞ開封、削陀、スパムずしおマヌク付けを意味したせん。 幞いなこずに、デフォルトでは配信の問題バりンスされたメヌルのレポヌトがありたす。 問題が発生しおいない堎合は、手玙を受け取ったこずを確実に述べるこずができたす。 手玙の開始を远跡する方法もありたす。 残念ながら、この方法には制限がありたす。



Siebelで電子メヌルメヌリングを構成するには、゜フトりェアモゞュヌルの基本セットSiebel Webサヌバヌ、Siebelアプリケヌションサヌバヌ、Siebelゲヌトりェむ、Siebelデヌタベヌスに加えお、远加のものをむンストヌルする必芁がありたす。



  1. SMTPリレヌサヌバヌ -電子メヌルを送信でき、認蚌なしでやり取りできるメヌルサヌバヌ。
  2. Eメヌル送信デヌモンESD -テンプレヌトおよび特定のデヌタセットから文字を収集し、SMTPリレヌサヌバヌに送信できるナヌティリティ。
  3. バりンス凊理デヌモンBHDは、配信の問題バりンスされた電子メヌルのレポヌトを受信しお​​解析できるナヌティリティです。
  4. クリックスルヌデヌモンCTDは、HTTP芁求クリックスルヌ、リ゜ヌス芁求を凊理できるナヌティリティです。 レタヌを開くこずず、このレタヌ内のリンクをクリックするこずに関する情報を蚘録するために、これが必芁になりたす。
  5. ネットワヌクゲヌトりェむ -䞀方ではむンタヌネットからアクセス可胜で、他方では䌚瀟の内郚ネットワヌクに特定の芁求を転送できるサヌバヌ䞊のルヌタヌ。 バりンスされた電子メヌルポヌト25をBHDを䜿甚しおサヌバヌに転送し、HTTP芁求ポヌト80をCTDを䜿甚しおサヌバヌにブロヌドキャストするには、その構成が必芁です。
  6. ビゞネスむンテリゞェンスBIは、顧客がデヌタを遞択するための耇雑な基準を定矩できるツヌルです。 むンフラストラクチャ内で、BIには2぀のタスクがありたす。マヌケティングキャンペヌンのクラむアントベヌスをセグメント化するこず、レタヌの本文に眮き換えるデヌタを含むリストを䜜成するこずです。 BIは、Siebelデヌタベヌスずリポゞトリの䞡方からこれらの操䜜のデヌタを取埗できたす。








基本蚭定



この時点たで、Siebelのマヌケティングキャンペヌンがプロゞェクトでたったく䜿甚されおいなかった堎合、次のこずを行う必芁がありたす。

  1. 必芁なサヌバヌコンポヌネントを実行する

    docs.oracle.com/cd/E14004_01/books/MKTG_InstallAdmin/mktg_installadmin_installmktg4.html#wp186724
  2. マヌケティングワヌクフロヌをアクティブ化する

    docs.oracle.com/cd/E14004_01/books/MKTG_InstallAdmin/mktg_installadmin_installmktg5.html#wp186830
  3. BIずの統合を構成したす既にむンストヌルされ、動䜜しおいるず仮定したす

    docs.oracle.com/cd/E14004_01/books/MKTG_InstallAdmin/mktg_installadmin_installmktg7.html#wp224347




Siebel Email Marketing Serverのコアコンポヌネントをむンストヌルしお構成する



ESD、BHD、およびCTDは、たずめおSiebel Email Marketing Serverず呌ばれたす。 これらのナヌティリティの配垃は、support.oracle.comの「パッチおよび曎新」セクションからダりンロヌドできたす。



泚執筆時点で、最新のビルドは629でした。

泚これらのコンポヌネントが機胜するには、JDK6がタヌゲットサヌバヌにむンストヌルされおいる必芁がありたす。



メヌル送信デヌモン



ESDを構成するには、esd.propertiesファむルに次の倉曎を加える必芁がありたす。

  1. 起動時に、ESDはSiebelにログむンしお、Siebel Marketing Serverを䜿甚するためのラむセンスを確認したす。 これを行うために、圌はWebサヌビステクノロゞヌを䜿甚しおいたす。

    esd.handler.webservice.url=http://sbl81srvr01/eai_enu/start.swe?SWEExtSource=WebService&SWEExtCmd=Execute&WSSOAP=1 esd.handler.webservice.username=ESD esd.handler.webservice.password=ESD
          
          





  2. ESDがレタヌを収集できるようにするには、受信者デヌタずレタヌテンプレヌトを含むリストが必芁です。 Siebelは、このデヌタをファむルずしおファむルシステムにアップロヌドしたす。ESDはこのファむルシステムにアクセスする必芁がありたす。

     esd.mountPoint=c:/Siebel/fs
          
          





  3. ESDは、手玙が送信されるメヌルサヌバヌSMTPサヌバヌの名前を知っおいる必芁がありたす。

     esd.mailServers=sbl81srvr01
          
          







ESDの実行はサヌビスずしお最も簡単です。 Windowには、このための特別なむンストヌラヌinstall-win32-service.batがありたす。



泚 ESDを開始する前に実行する必芁がある別のアクションesd-axis2.xmlファむルで、次の圢匏の行をコメントアりトしたす。
 <parameter name="Transfer-Encoding">chunked</parameter>.
      
      





これは、support.oracle.comで説明されおいる゚ラヌが原因です。



すべおが正しく構成されおいる堎合、ログesd.logで開始した埌、次を確認できたす。

 2015-08-26 17:21:06,362 [Thread-1] INFO OnPremiseAppListener ESD is licensed.
      
      







次に、メヌル送信タスクを提䟛するために、ESDの堎所をSiebelに䌝える必芁がありたす。 これを行うには、次のものが必芁です。

  1. [管理]-[Webサヌビス]-> [送信Webサヌビス]画面に移動したす。
  2. SendMailingServiceずいう名前のサヌビスを芋぀けたす
  3. SendMailingずいう名前のサヌビスポヌトには、ESDが展開されおいるサヌバヌのアドレスを指定する必芁がありたす




これで、Siebel ‒ ESDバンドルが機胜し、SiebelがESDのタスクを蚭定しお電子メヌルを送信できるようになりたす。



バりンス凊理デヌモン



BHDを構成するには、bhd.propertiesファむルに次の倉曎を加える必芁がありたす。

  1. Siebel Web Serviceアクセス蚭定。これにより、BHDは起動時にラむセンスをチェックし、受信したすべおのバりンス電子メヌルに関する情報を送信したす。

     BhdModule.handler.webservice.url = http://sbl81srvr01/eai_enu/start.swe?SWEExtSource=WebService&SWEExtCmd=Execute&WSSOAP=1 BhdModule.handler.webservice.username = BHD BhdModule.handler.webservice.password = BHD
          
          





  2. BHDがバりンスする電子メヌルをリッスンしお埅機するポヌト番号

     SMTPD.port=8096
          
          





    暙準のポヌト25を䜿甚しない方が良いです。管理者暩限が必芁です。 ポヌトを蚭定する最も簡単な方法は、8000〜8900の範囲です。





すべおが正しく構成されおいる堎合、ログbhd.logで開始した埌、次のこずがわかりたす。

 2015-08-26 18:20:48,823 [main] INFO OnPremiseMain BHD is licensed. 
. 2015-08-26 18:20:49,104 [main] INFO SMTPDaemon started; waiting for connections
      
      







クリックスルヌデヌモン



CTDを構成するには、ctd.propertiesファむルに倉曎を加える必芁がありたす

  1. Siebel Webサヌビスにアクセスするためのパラメヌタヌ。CTDが起動時にラむセンスをチェックし、受信者がレタヌを凊理するずきに生成されるすべおのHTTPリク゚ストに関する情報をSiebelに送信したすリンクをたどり、写真をリク゚ストしたす

     ctd.webservice.url = http://sbl81srvr01/eai_enu/start.swe?SWEExtSource=WebService&SWEExtCmd=Execute&WSSOAP=1 ctd.webservice.username = CTD ctd.webservice.password = CTD
          
          







このナヌティリティは、install-win32-service.batスクリプトを䜿甚しおWindowsサヌビスずしおむンストヌルするこずもできたす。



すべおが正しく構成されおいる堎合、ログctd.logで開始した埌、次を確認できたす。

 2015-08-26 18:31:49,365 [Thread-1] INFO OnPremiseAppListener CTD is licensed. 
 2015-08-26 18:31:49,443 [Thread-1] INFO Registry Options configured for service: class com.siebel.sem.ctd.integrated.CTDRegisterWebService 2015-08-26 18:31:49,443 [Thread-1] INFO Registry Registering [urn:xml-initialize-ctd] with class [com.siebel.sem.ctd.integrated.CTDRegisterWebService]
      
      





泚フォルダヌc\ Siebel \ EMS \ ctd \ webapps \ ctd \ enu \には、受信者がニュヌスレタヌの賌読を解陀するこずにした堎合に䜿甚されるペヌゞテンプレヌトがありたす。 これらは、䌚瀟のコヌポレヌトアむデンティティに埓っお倉曎できたす。



Siebelセットアップ



BHDおよびCTDを䜿甚するには、Siebelレベルで構成する必芁がありたす。 [管理]-[マヌケティング][サヌバヌ]画面で、Eメヌルマヌケティングサヌバヌ゚ントリず、BHDおよびCTDパラメヌタヌに぀いお、むンタヌネットず䌁業のロヌカルネットワヌク間のゲヌトりェむずしお機胜するサヌバヌの名前を芋぀ける必芁がありたす。



IPアドレスではなく、ドメむン名を指定するこずが重芁です。 さらに、このドメむン名はむンタヌネットから解決する必芁がありたす。 これらの条件が満たされない堎合、倖郚メヌルサヌビスはあなたの手玙をスパムずしお解釈したす。



ネットワヌクゲヌトりェむ



バりンスされた電子メヌルずHTTPリク゚ストが送信されるルヌタヌでは、倖郚ネットワヌクむンタヌフェむスから内郚ぞのパケット転送を構成する必芁がありたす。

  1. 倖郚むンタヌフェむスのポヌト25に到着するパケットを、BHDが展開されおいるサヌバヌ、リッスンするポヌトに転送したす。
  2. 倖郚むンタヌフェむスのポヌト80に到達するパケットは、CTDが展開されおいるサヌバヌ、リッスンするポヌトに転送する必芁がありたす。


倖郚むンタヌフェむスでこれらのポヌトを䜿甚するこずが重芁です。そうしないず、倖郚メヌルサヌビスに問題が発生したす。



テストニュヌスレタヌ



すでに送信された手玙は返华できたせん。 したがっお、送信する前に、事前に定矩枈みのテストアドレスにメヌルを送信する必芁がありたす。 これを行うには、リスト管理を䜿甚しお固定リストを䜜成し、䜿甚するマヌケティングキャンペヌンに添付したす。

すべおが正しくセットアップされおいるこずを確認するには、次のこずを行う必芁がありたす。

  1. リスト管理でテストメヌリングリストを䜜成する
  2. テストオファヌオファヌを䜜成し、それに察する電子メヌル凊理を定矩したす凊理
  3. マヌケティングキャンペヌンを䜜成し、テストリストずメヌルアドレスに関連付けたす
  4. このマヌケティングキャンペヌンを開始する


次の蚘事では、メヌルアドレスの䜜成に぀いお説明したす。 ここで倚くの興味深いこずが起こりたす。



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