VS 2010:IntelliTraceを使用したデバッグ

画像 Visual Studio VS 2010の革新について最も話題になっているものの1つは、IntelliTraceです。これにより、開発者はアプリケーションの実行を記録し、「スクロールバック」できます。 IntelliTraceを使用すると、たとえばデバッグ時の後退など、興味深いことができます。





はじめに、「Hello World!」から始めましょう。 簡単なWindowsフォームプロジェクトを作成し、さまざまなIntelliTrace機能を活用してみます。



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ボタンクリックイベントハンドラーに1行追加します。

Debug.WriteLine( "Hello IntelliTrace!" )





デバッグモードでアプリケーションを起動し、ボタンをクリックします。 Visual Studioウィンドウの右側に、次のように新しいIntelliTraceウィンドウが表示されます。 表示されるウィンドウで[すべて解除]をクリックします。



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[Break All]をクリックすると、IntelliTraceウィンドウに以下に示すように有用な「イベント」のリストが表示されます。 IntelliTraceは、アプリケーションで発生したことを時系列で記録します。 したがって、IntelliTraceウィンドウのリストを読むと、何が起こっているのかがわかります。



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リスト内のイベントをクリックした場合、それを引き起こしたコード内の場所に移動します。



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デバッグ時に後退する



この機能はデフォルトで無効になっています。 有効にするには、以下に示すように、[ツール]-> [オプション]-> [IntelliTrace]に移動し、[IntelliTraceイベントと通話情報]項目を選択します。



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次のスクリーンショットでは、ステップバックの前後に何が起こるかを見ることができます。 「ステップバック」ボタンは左側で強調表示され、右側はクリックした後の動作を示します。



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